民芸的プログラミング 〜ソフトウェア開発日記〜

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zoom RSS 地震はなぜ予知できないのか

<<   作成日時 : 2009/08/16 23:11   >>

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先日の地震で崩れてきた本の中にこういう一冊があった。
買うだけ買って部屋の隅に積み上げて読んでいなかったのが、こうやって出てくるのも何かの縁だろう。
しかも本が本だ。

地震は妖怪 騙された学者たち (講談社プラスアルファ新書)
講談社
島村 英紀

ユーザレビュー:
地震予知はなぜ出来な ...
こんな仕事が夢だった ...

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もう絶版になっている貴重な本。

地震学者の著者が、地震学の最前線について、分かりやすく解説してくれている。
この本の最大の特長は「わかりやすさ」。
この島村先生という方は、文章が上手だ。そして、楽しい。

例えば、地震の予知の難しさについては、このような解説がされている。
地震が起こりはじめてからも、それが小さな地震のままで終わるのか、結果として大地震になってしまうのか、それは偶然が左右してしまう、という考え方である。これは高速道路の事故と同じだ。最初の二台がぶつかったときにはそれで事故が終わるのか、あるいはあとから来る何十台、あるいは何百台が巻き込まれる大事故になるかは、最初の事故のときには分からない

もちろんこれはあくまで抜粋なので、話の前後がないと事の真意は伝わらない。
が、あくまで「分かりやすさ」の例として引用した。

そもそも地震を妖怪に例えるあたりからして、著者のセンスの良さは際立っているのだが、一事が万事、この分かりやすさなのだ。

この一冊で、
それでも地震学者がどのようにして地震を予知しようとしているのか?
日本に限らず、経済最優先の世の中で、どれほど地震対策がおざなりにされているのか?
活断層地図に描かれていない活断層はあるのか?
地震の計測にどれほどの困難がつきまとっているのか?
地震計測の思わぬ副産物とは?
といったことが、ユーモアたっぷりに解説されている。

この本自体は絶版のため入手困難だが、同じく島村英紀氏の書いた本は他にもたくさん出版されているので、今度、書店店頭で見かけたらまた買って読んでみようと思う。

しかしまあ、日本人って、どうしてこんなに地震の多い、不安定な国土に暮らし続けているのだろうか? というのが、この本を読み終えての、一番の疑問だ。

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