民芸的プログラミング 〜ソフトウェア開発日記〜

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zoom RSS 業務の進行管理に Trac

<<   作成日時 : 2009/07/07 07:29   >>

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Trac といえば、一般的にはバグ管理システム(BTS)。
なのだが、プロジェクト管理システムという側面も持つ。
だったら、システム開発だけではなく、一般の事務的な業務の進捗管理にも使えるのではないかと思った。
私の勤め先、アホみたいに工程の長い事務作業が多くて、進捗管理にかかるコストが大きいのだ。

そのためには、まず自分が Trac を理解していないといけないということで、この本を読んでみた。

Trac入門 ――ソフトウェア開発・プロジェクト管理活用ガイド
技術評論社
菅野 裕

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具体的な事例をしっかりと用意してあって、Trac の威力が一発で分かるようになっている、私好みの一冊だった。
買ってよかった。
言ってみれば、マンガでチュートリアルをシミュレートしているような一冊(というか、一冊の前半。後半はリファレンス的な内容)。

さて、問題は、ここで採用されている具体的な事例が、当然のことながら「システム開発現場でバグが発生した」という類のものであること。
Trac の本なのだから、こうなるのはものすごく当たり前なのだが、私としてはちょっと困った。

この本を教材代わりにして、職場で勉強会などを開いても、一般事務職の人たちは絶対についてこれないだろう。
Trac の可能性は大きいのだけれど、まだまだシステム開発者の世界の中だけのソフトウェアなのかな? と考えさせられてしまった。

Trac を一般事務のワークフローの中で使おうとすると、マイルストーンをどの段階で設定するか、プロジェクト単位はどの程度にまとめるか、といった、システム開発とはまた異なったノウハウが必要になる。
マイルストーンをあまり細かく設定すると、一日中 Trac に進捗を記録し続けなくてはいけなくなって、かえって非効率だ。記録忘れも出るだろう。かといって、あまりに大雑把すぎると、それでは逆に進捗管理にならない。
こういった作業の粒度については、「習うより慣れろ」の部分が大きいし、職場それぞれの個別の事情も勘案しなければならない。
コの業界以外の人間にとっては、Trac といえど、決して操作しやすいソフトでもない。使い方、概念など、事前に説明しておかなくてはならない項目がたくさんある。
単に、「Trac 導入しました」だけでは問題解決の第一歩にしかならないのだ。
というか、このあたりのノウハウが今の自分にはまったく無いし、現状、参考になる資料もないので、Trac を業務管理に使う計画は早くも挫折気味だ。

自分以外の人を引っ張るための材料が余りに少なすぎる。
どうしたものか。

しかし、何はさておき、この本はいい本なのだから、読んでおいて損はないだろう。

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