リストラへの備えとして

人気ブログ「たぬきちの『リストラなう』日記」(http://d.hatena.ne.jp/tanu_ki/)で紹介されていたこの本を読んでみた。

仕事するのにオフィスはいらない (光文社新書)
光文社
佐々木 俊尚

ユーザレビュー:
強い人にはお勧めかな ...
クラウドは非常に魅力 ...
参考になりましたが、 ...

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ITをばりばり活用して、オフィスいらずで仕事をするノウハウや事例が、意外と紹介されている。
と書いてしまったら著者に失礼だろうか。

本のタイトルは以前から知っていたが、眉唾な気がしたので、これまで読んではいなかった。タイトルを見ただけでは無責任なIT絶賛本と区別がつかなかったし。
が上のブログのたぬきち氏が絶賛しているのを見て、再考。良ければ良い、悪ければ悪いでいいじゃないかということで、読んでみた。
で、読んでみた率直な感想。「資料としてよくまとまっている」。

この本を読んだからといって、明日からオフィスなしで仕事ができるようになるわけではない。
著者もそんないい加減なことを書いてはいない。
ちょっとタイトルだけはセンセーショナルにしてみました、といったところか。

内容は、オフィスなしで仕事をするために必要な心構え、道具の紹介。それと、明示されてはいないが、オフィスなしでの仕事に適した業務の紹介。
そして、内容が小気味よくまとまっているのが、本書の最大の特長。

読めば分かるのだが、万人が万人、オフィスなしで仕事ができるというわけではない。
オフィスなしで仕事をする方法がありますよという紹介にとどまっている。ある意味これが良心的。
逆に言うと、今の仕事を続けながら、「会社に行くのが面倒くさいな」などと考えている人にとっては、ちょっと肩透かしになってしまうだろう。

仕事自体を変えてしまってでも、「オフィスなしで仕事がしたい」人にとっては、とにかく参考になる事例がたくさん紹介されている。
リストラという現実が目の前にあって、もう会社勤めは嫌で、別分野に進出するだけの精神的、金銭的余裕のある人(どれほどいるのか知らないが)にとっては、貴重な一冊になるのではないだろうか。
もちろん、今リストラされなくても、将来的に「会社を辞めてしまいたい」人にとっても良書だ。

なお、この手の本にありがちなのだが、失敗事例の紹介はほとんどされていない。
意図的に隠蔽されているのか、著者の興味が行かなかったのか...などと詮索するのは野暮なので止めておく。
このあたりは大人のお約束として割り切って、読んでみれば、「オフィスで仕事をしている」人にとっても、色々と役に立つ内容ではある。

あくまで、資料として。

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