「九代将軍は女だった!」で何人がピンとくるか

こういう本を読んでみた。

九代将軍は女だった! 平成になって覆された江戸の歴史 (講談社+α新書)
講談社
古川 愛哲

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初めに結論ありき。題 ...
江戸にフランス革命を ...

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タイトルだけ見て、「これは!?」と思える人はどれだけいるだろうか。
一応サブタイトルがついているので、徳川将軍の話だということまでは、大抵の人は分かるだろう。
しかし、徳川の9代将軍が誰だったか、どのようなエピソードを持っているのかというようなことは、ちょっとした歴史好きの人しか知らないはずだ。
徳川9代将軍は「小便公方」というあだ名を付けられた、徳川家重である。
この9代将軍が実は女だったのではないかという説の検証が本書の第一章。
第二章以下は、タイトルとは関係なく、江戸時代の様々な事件について、著者なりの、ちょっと変わった○○説が披露されている。

読み物としては面白いし、もちろん、この著者の解説がまったくもって正しい可能性もあるにはあるのだが、基本的には、眉に唾をつけながら読むべき内容だ。正式な学説ではない。
あくまで教科書の裏話的な位置づけの本なのだが、内容があまりに深すぎて、「高校時代、日本史が得意でした」くらいの人でないと、面白がるポイントが分かりにくいのではないだろうか。
正直なところ、教科書的な説を知らずにこの本だけ読んで、分かった気になってしまう人が出てくるのが、ちょっと怖いくらいだ。この本に書かれているのは、あくまで「こういう見方もできるよ」という一例に過ぎないのだ。

とにかく日本史マニア向け。ちょっとした話のネタを仕入れておくのに面白い。
逆に、時代劇を見ているだけといった程度の人が読んでも消化不良を起こしそうな一冊だった。

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