芸能人ブログ、ID・パスワード流出事件のぐだぐだ

YOMIURI ONLINE に「芸能人ブログID・パス流出、ホリプロ元社員逮捕」というタイトルの記事が出ていた。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100317-OYT1T00021.htm
事件そのものは何ヶ月も前のものだ。今回、その犯人が逮捕されたので改めて記事になったようだ。
記事を書いた人がどこまで理解して書いたのか、またどのような考え方で書いたのか、そのあたりがよくわからないのだが、とりあえず、事件の背景のぐだぐだが見えてくる。

事件の図式はこう。
Aさん:サイバーエージェント社員。芸能人のID、パスワードのファイルを持っている
Bさん:ホリプロ元契約社員。Aさんとは仕事上の付き合いがある。
AさんがBさんにメールを送る際に、間違えて芸能人のID、パスワードのファイルを添付してしまった。
Bさんが、このファイルをネット上で公開した。
以上だ。

ID、パスワードを暗号化せずに管理しているサイバーエージェントという会社の体質がどうのこうのという話は、この事件が発生したときに、スラッシュドット・ジャパンなどで議論された内容でもある。
が、今回報道の内容を見ると、それを間違ってメールに添付できてしまったのだから、それなりに安易な形式でデータ化されていたことも読み取れる。一つのExcelのファイルにしておくなんて、どういう安全意識? という問題だ。誰かが悪意をもってID、パスワードの一覧表を作ったわけではなかったのだ。
さらに、間違ってメールしたということの報告が、社内でなされていたのかどうか。なされていたのなら、なぜ次の手が打たれていなかったのか。このあたりも問題。
そして、元ホリプロのBさんはなぜ、ID、パスワードを公開したのか。面白半分か、それとも何らかの悪意があってのことか。いずれにせよ、そういった動機を彼に持たせた原因は何か。「元契約社員」という立場に微妙に社会的な陰を感じる。

ここまでずらずら書き連ねてきたことで私が何を言いたいかというと、ここまでのどこかで誰かが手を打つなり、思いとどまるなりしていれば、事件は起きなかったということだ。
いくつもの手違いと勘違いと思い違いの積み重ねがあって、初めて成立する事件。どこか一箇所で誰かが気付けば防げたはずなのだが、どうしてこの事件は起こってしまったのだろうか。

そしてもう一つ、この報道で気になるのが、上のBさんについて、わざわざ「ホリプロ元契約社員」と表現されていること。今現在で無職なり、他の会社員であるならば、単に「無職B」とか「会社員B」と報道すればいいものを。
ID、パスワードを入手した時点でホリプロの契約社員だったから、ホリプロの名前を出したのだろうか。
ちょっとした記事の書き方ではあるが、きちんと報道されていない背景が何かありそうだ。
見出しは「元社員」となっているけれど、記事の中身では「元契約社員」というのも何なんだか。

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