プライベートクラウドという、誤解を生む言葉

クラウドって言うと、「それはバズワードだ」ってうるさく言う友達がいる。
まあ、いつものことなので笑って聞いていたのだが、昨日、ちょっと笑えない事があった。

社内でサーバーを管理するのが面倒くさくなってきたので、秘匿性の低いデータについては、社外のサービスを利用してみようかと考えた。
ファイル共有以外にもいろいろな機能を使いたいので、今はやりのクラウド環境でシステムを構築して、会社からVPNで接続。社外からは一切アクセスできないようにすれば、センシティブなデータでない限りそこに置いても OK かなと思ったのだ。

こういった形態のサービスのことをプライベートクラウドという。と認識していたのだが。

実際に Google で「プライベートクラウド」という言葉を検索すると、やけに否定的なタイトルの記事が並ぶ。
「プライベートクラウドはクラウドじゃない」だとか、「プライベートクラウドはよくないアイデア」(翻訳記事か?)だとか。

なぜ、そんなに否定的な事を言うのかと思って、記事を一つ読んでみたところで、納得した。
プライベートクラウドという言葉は、人によって2通りの解釈の仕方があったのだ。

私にはまったく思いつかなかったのだが、世の中にはなんと、クラウド環境を社内に構築してしまうというサービスがあるらしい。
そしてこれをプライベートクラウドと称しているのだ。
誰得? と言いたくなるが、まあ、SIer にとっては、金になる商品なのだろう。
しかし、使う側からしてみれば、そんなサービスほとんど意味ないじゃん。ということで、Google 検索でたくさんでてきたプライベートクラウド否定記事の意味がようやく分かったわけである。

自分の場合、目的が分かって情報を探していたからまだいいものの、世の中には、業者から「プライベートクラウド」という言葉を聞かされて、その気になってしまっているおめでたいクライアントが何件かはいるのだろうなと、ふと考えてしまった。
これなら確かに「バズワード」呼ばわりされても仕方が無い。

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