Kindle で Amazon の取り分は7割ではない?

Slashdot Japan 経由の話。
これまで、Kindle で Amazon の取り分は7割というように報道されていたと思う。
が、これは実はソースの無い報道で、どこかから出た数字が一人歩きしているだけだったとのこと。
http://slashdot.jp/developers/comments.pl?sid=482569&cid=1707129
とか、さらにその元になった
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/mobile/20100120_343498.html
とかに、このあたりの話が出ている。

なので、その後に出てきた「Kindle で印税70%のオプション」のニュースにしても、そもそもニュースになるのがおかしかったわけだ。
この件、ブログのネタにする前に話の腰を折られてしまったような感じがする。

仕方が無いので、ブログに書くために温めていたネタのうち、使える部分だけをここに書き残しておく。

まず出版社の役割について。
Kindle のような電子出版が定着してしまった場合、出版社はこの先生きのこることができるのか?
自分の勤め先も広い意味では出版社なので、実はものすごく生活に直結した大事な話だ。
そして、おそらくは生きのこれない出版社はたくさん出てくるだろう。
特に専門書系は厳しいと思う。
なぜなら、今や、専門書系の出版社は、「編集者が何もしない」パターンに陥りつつあるからだ。
コスト削減のために、専門書系の出版社では、著者の原稿をほぼ左から右へ流して本の形にするだけになってしまっている。編集者はせいぜい流し読みをする程度だ。校正はいまいちだし、宣伝にもそれほど力を入れいているわけでもない。
これなら、Kindle のような技術が利用できるなら、著者、読者ともに出版社を「中抜き」したほうがいいと思われても仕方が無い。
同様に文芸書なども危ないだろう。文庫や新書を乱発しているようなスタイルの出版事業も危ない。
もっとも、これらは、むしろ Kindle などを利用することで、ジャンルとしては花開くのだろうと思う。出版社がいらなくなるだけだ。

では、生きのこる出版社はどのようなところか。
ということを書こうとしたのだが、あまりに記事が長くなりそうなので、今回はここまでで区切っておく。
続きはまた次の機会に。

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