文科省は言われた。「予算あれ」

予算の都合で、文部科学省主催の全国学力テストは、全件調査ではなく、サンプリング調査に移行することになったようだ。
http://www.asahi.com/national/update/1226/TKY200912250531.html

しかし、サンプル数が全体の3割というのは一体何?
何この巨大なサンプル。
サンプル数の科学的な根拠は何?

そもそもサンプル調査というのは、少ないサンプル、すなわち圧倒的に少ないコストで全体を推定するためにやるものだ。
30%などという巨大なサンプルを持ち出したのでは、サンプリングする甲斐がないというものだ。
5%くらいのサンプル数で、ピシッと全体像を推計するくらいでなければ、統計処理とは言えない。
また、それくらいのサンプル数まで減らさないことには、コストパフォーマンスも目に見えて良くはならないだろう。

とか書こうとして資料を集めていたら、事業仕分け人の方々が、ほとんど私と同じ見解であることがわかって笑った。
このあたりからの連続記事がまさにそれ。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091126/stt0911260004000-n1.htm

結局のところ、予算を削減したというパフォーマンスが必要だからとりあえず数を減らしたというだけで、この30%強のサンプル数に、それほど科学的な根拠はないのだ。
なるべくたくさん予算を取っておきたいよという、文部科学省の意思表示でしかない。
それともう一つ、ちょっときっかけがあれば、全数調査に戻せるぎりぎりのラインという意味もあるのだろう。
そう、がばっと予算を復活できるぎりぎりのところで踏みとどまろうとしているのだ。

とてもではないが、事業仕分けの趣旨に沿った見直しとは言えない。
事業仕分けの結果がこのような中途半端な措置で換骨奪胎になるのは、納税者としては困った事態だ。

事業仕分けの結果のフォローまできちんとしてもらえるのでなければ、次の選挙からは私は民主党には投票しないつもりだ。
この前の選挙も、民主党には入れていないけれど。

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