GnuPG 1.4.10 がきた!

Free & Open Source のファイル暗号化ツール、GnuPG の最新版、GnuPG 1.4.10 が公開された。
http://lists.gnupg.org/pipermail/gnupg-announce/2009q3/000291.html
GnuPG は、今、GnuPG2 という系列と、GnuPG1 という系列に分かれて開発が進んでいる。

GnuPG2 はデスクトップ環境で使用する多機能版、GnuPG1 は組み込みなどで使用するコンパクト版という位置づけだ。
今回発表されたのは、GnuPG1 のほうの最新版になる。
正直なところ、GnuPG1 はもうすでに完成したものと思っていたので、バージョンアップがあるとは思っていなかった。
が、リリースノートを読んだところ、まだ細かいバグ修正などをしているとのこと。
そういえば、私も一個、バグを見つけたのだが、報告しないままになっていた...報告しておけばよかったと悔やんでも後の祭りだ。
ちょっと今の仕事が落ち着いたら、報告しよう。もしかしたら他の誰かが既に報告してくれているかも知れないから、Change Log を読むところから始めなければ。

さて、今回のバージョンアップで勝手な注目点を挙げさせてもらうと、それは何といっても、Camellia cipher のサポートが追加されたことだろう。
Camellia といえば、知る人ぞ知る、日本発の暗号方式だ。
AES 選定にあたって、NTT が候補として提出した E2 という暗号技術を下敷きに、AES に選定されなかった理由とされる部分を強化して開発された暗号方式。AES を超える情報の機密性と、AES に劣らない処理の高速性を兼ね備えている、とされる(私にはそれを検証する術がない)。

暗号の強固さもさることながら、何といっても、「Camellia(カメリア = ツバキ)」というネーミングが格好いい。

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この記事へのコメント

N
2010年04月01日 20:22
IPA平成22年度計画を見ると、JCMVP認証を取得したGPGを今年の6月に公開する予定らしいですね。
(以下のPDFの21ページ<本文18ページ>)
http://www.ipa.go.jp/about/tsusoku/pdf/3-8.pdf

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