白いクスリのその前は

最近、「白いクスリ」がネット上では一つのキーワードになっている。
有名芸能人が覚せい剤を使っていたというだけでも一大事件なのだが、さらにそれにかこつけて悪ふざけで作られた動画「白いクスリ」がニコニコ動画で人気に。
さらにさらに、それに対して、動画「白いクスリ」を歌わされているボーカロイドの発売元のクリプトンが削除要請をした(しかも一時、本当に削除された)ということで、余計に話題を呼び、同じ動画が今度は Youtube など、あちこちに転載されるようになってしまった。
と、ここまでは大抵の人が知っている内容だと思う。
知らなければ、スラッシュドット・ジャパンの http://slashdot.jp/yro/09/08/17/013200.shtml このあたりの記事を見てみるとまとまりがいいと思う。
今、「白いクスリ」で Google 検索すると、この件に関するたくさんのページが見つかる。

で、私が気になったのは、この騒動が起こる以前は、「白いクスリ」で検索すると何が見つかったのだろうかということ。
今となっては「白いクスリ」で検索して、上位100件までを見てみても、すべてこの芸能人絡みのページしかヒットしてこない。
ちなみに「白いクスリ -酒井法子」という検索式を入れても、ほとんど効果はない。
(↑結局この名前を出してしまいました)
Google の取扱説明書によると、これで、「酒井法子」を含まない「白いクスリ」の検索結果になるはずだったのだが。

これだと、騒動以前の意味で「白いクスリ」について調べたい人がものすごく困るのではないだろうか。
病院でもらった「白いクスリ」についてちょっと調べたいと思った人とか。

などと思ってこの記事を書き始めたのだが、書いていて自分の間違いに気付かされた。
「白いクスリ」などという語で検索する人はまずいない。
本当に検索するなら漢字で「白い薬」と変換してから検索するはずだ。

で、実際に「白い薬」で検索してみると、相変わらず酒井法子ネタは多いけれども、トップページからでもいくつか、それ以外のページがヒットするようになった。
白い塗り薬とかも世の中にはあるのだ。

しかし、「白い薬」でも酒井法子ネタが大量に引っかかってくる事実に変わりはない。
このまましばらく新しいネタが投入され続けるようだと、「白い薬」という漢字キーワードのほうも酒井法子ネタで占領されそうな、恐ろしさを感じる。

ネットというのは、多様なようでいて、実は同じような情報にしかたどり着けない世界だったりする...いや、ネットに限らず、社会ってそういうものか。

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