国立新美術館でラリック展

六本木の国立新美術館でルネ・ラリック展をやっているので見に行ってきた。
http://www.tokyo-np.co.jp/event/lalique/

国立新美術館に行くのは初めてだった。
東京メトロの乃木坂駅に直結しており、雨でも傘がいらない。しかし、一部は屋根だけしかない空間なので、この時期、暑い分には暑い。直結しているからといってずっと冷房の中を歩けるわけではなかった。
しかも、駅から地上に出てすぐのところで入場券を買わないといけない。そこから、屋根付き廊下(?)を歩いて美術館へと入場することになる。
どうしてこんなに入場券売り場が離れているのだ?

他にも書道展など、いくつかの展覧会があった様子だが、今回はラリック展に直行。

展示室に入ると、いかにもラリックらしい繊細・精密なアクセサリー類がいきなりずらりと並べられている。
ただ、1世紀以上も前の作品なので、デザインがどうも今風ではない。
せっかくだから、マネキンでも用意して、当時の一般的な衣装も併せて展示してくれると分かりやすいのに...と知人と言いながら進んでいくと、本当にマネキンが用意してあって驚いた。
コルセットばりばりの衣装。これなら確かにラリックの装飾品は映える。
...もとい、ラリックの装飾品を身に付けたご婦人方は映える。

前半はエナメルや金属系の小型の細工物が多数並べられている。
そして、中後半はガラス系の大型の作品が主体。時代的にもアール・デコの香りがしてくる。
カエルもスズメもコウモリさえも、ラリックの手にかかると繊細な芸術品に変わってしまうのだからまた不思議だ。
いずれも、どことなく日本人好みの雰囲気を持っている。ジャポニスムの影響だろうか?
実際、ラリックの作品はたくさん日本に入ってきている。

ちょっとがっかりだったのは、ガラス器の変色が進んでしまっているところ。これだけは致し方ないのだが...元からそういう色だったのならごめんなさい。私はそれほど詳しくないので。

展示物をゆっくりと見てまわって1時間半ほど。
最後のショッピングコーナーで、どれか安い装飾品でも買えないものかと値札を見てみたのだが...見なかったことにして帰らざるを得なかった。庶民がやたらと手にする品ではないようだ。

日本でラリックといえば、箱根のラリック美術館だけしか私は知らなかった。本当に寡聞だった。
諏訪湖半の北澤美術館、滋賀長浜の成田美術館など、ラリックの作品を大量に展示している美術館はまだまだあるらしい。
次の旅の楽しみが増えた。

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