共有電話メモを作る(1)
とりあえず、ノートパソコンが1台手元にあるので、プログラミング開始。
本当にほしかったのは、共有型 TODO リスト。
そんなもの、Google ので十分だと言われるかも知れない。
あるいは既存のソフトウェアの流用で十分だと言われるかも知れない。
ところが、どうも、そういったソフトウェアではうまくいかないものなのだ。
まず、Google 他の提供してくれる TODO リストは、セキュリティ上の問題があるので、業務では使えない。
用途によっては使えるかも知れないが、非公開のプロジェクトを Google などの TODO リストで管理していて、何かの拍子にそれが世界中に公開されてしまったりしたら洒落にならない。インターネット上のサービスでは、この危険は常に存在する。
過去、実際にその「何かの拍子」が起こっているのだし。
Google が何も間違えなかったとしても、ユーザーが操作ミスをすることだってあり得るのだ。
そのあたりの事情を考えると、LAN の内側で動作するサーバーに情報を溜め込むというスタイルは譲れない。
では、既存のソフトウェアではどうか。
GPL のソフトウェアを探してきて、社内のサーバーにインストールして使えばいいではないか。
FOSS の改造は私の得意技なのだし。
というように考えて、実は色々探してみたのだが、ちょうどいい規模のものが結局は見つからなかった。
世の中に出回っているソフトは概して高機能すぎ。
そんな多機能なソフト、職場のスタッフ全員が使いこなせるわけがない。
もう、作るしかない。
他の人なら、恥ずかしくて公開できないような、どシンプルな TODO リストをば。
というわけで、最終的には共有型の TODO リストを作るつもりなのだが、いきなり複雑なものを作るよりは、シンプルな構造から拡張して、再利用再利用でいくつかのソフトウェアも合わせて作っていったほうが最終的には効率が良くなるはずだ。
こう考えて、今、ほしいと思っているソフトのうちで、一番シンプルそうな題材として、職場で使う「共有電話メモ」を取り上げることにした。
「○○さんからお電話ありました。折り返しお願いします」
といった内容のメモを机の上に積み上げられても紛失しそうで怖い。かといって、そのような内容をメールで送りつけられても困る。
また、クレームなど、電話の内容を職場の共有のメモとして整理して残しておきたいというニーズもある。
この程度のアプリケーションなら、ノウハウ構築も兼ねて、ちょいちょいと作っておいてもいいだろう。
そう考えたところから、泥沼が始まった。
以下、明日以降に続く
本当にほしかったのは、共有型 TODO リスト。
そんなもの、Google ので十分だと言われるかも知れない。
あるいは既存のソフトウェアの流用で十分だと言われるかも知れない。
ところが、どうも、そういったソフトウェアではうまくいかないものなのだ。
まず、Google 他の提供してくれる TODO リストは、セキュリティ上の問題があるので、業務では使えない。
用途によっては使えるかも知れないが、非公開のプロジェクトを Google などの TODO リストで管理していて、何かの拍子にそれが世界中に公開されてしまったりしたら洒落にならない。インターネット上のサービスでは、この危険は常に存在する。
過去、実際にその「何かの拍子」が起こっているのだし。
Google が何も間違えなかったとしても、ユーザーが操作ミスをすることだってあり得るのだ。
そのあたりの事情を考えると、LAN の内側で動作するサーバーに情報を溜め込むというスタイルは譲れない。
では、既存のソフトウェアではどうか。
GPL のソフトウェアを探してきて、社内のサーバーにインストールして使えばいいではないか。
FOSS の改造は私の得意技なのだし。
というように考えて、実は色々探してみたのだが、ちょうどいい規模のものが結局は見つからなかった。
世の中に出回っているソフトは概して高機能すぎ。
そんな多機能なソフト、職場のスタッフ全員が使いこなせるわけがない。
もう、作るしかない。
他の人なら、恥ずかしくて公開できないような、どシンプルな TODO リストをば。
というわけで、最終的には共有型の TODO リストを作るつもりなのだが、いきなり複雑なものを作るよりは、シンプルな構造から拡張して、再利用再利用でいくつかのソフトウェアも合わせて作っていったほうが最終的には効率が良くなるはずだ。
こう考えて、今、ほしいと思っているソフトのうちで、一番シンプルそうな題材として、職場で使う「共有電話メモ」を取り上げることにした。
「○○さんからお電話ありました。折り返しお願いします」
といった内容のメモを机の上に積み上げられても紛失しそうで怖い。かといって、そのような内容をメールで送りつけられても困る。
また、クレームなど、電話の内容を職場の共有のメモとして整理して残しておきたいというニーズもある。
この程度のアプリケーションなら、ノウハウ構築も兼ねて、ちょいちょいと作っておいてもいいだろう。
そう考えたところから、泥沼が始まった。
以下、明日以降に続く
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