国宝「阿修羅像」拝観(2)

ブログで宝探しキャンペーンのお宝マークのために、記事をわざわざ分割してみた。
さて、国立博物館の建物に入ってみると、時節柄、消毒液が設置されている。自由に使っていいようだ。
職員の方もマスクを着用している。

くしゃみをしていない人がマスクをすることにどの程度の意味があるのか不明だが。

今回、興福寺から来ているのは阿修羅像だけではない。
迦桜羅(カルラ)像や緊那羅(キンナラ)像といった、「八部衆」の仏像も数体、国立博物館に来ている。
カルラ像は、妖怪チックな外観なので別格としても、キンナラ像だって阿修羅像に負けないくらいの美少年だ。
八部衆は基本的に「美少年趣味」で固められているようだ。

一方、「十大弟子さん」のほうは、もっと人間らしい、少しお年を召したような顔つきになっている。

といった、仏像群が並んで展示してある部屋を抜けて、スロープを登ったところに、今回の主役、「阿修羅像」だけが一体、いかにも「特別扱い」で展示されていた。

ぱっと見た印象は、「あれ? 阿修羅像ってこんなに大きかったっけ?」というもの。
20年くらい前に奈良で見たときはもっと小さい印象があったのだが、展示の仕方次第ではこんなに大きく見えるものなのだ。

ネットで事前に調べてあったとおり、阿修羅像の周りは修羅場となっていたので長居は無用。
時計回りにゆっくり一周して、3つのお顔をそれぞれ拝んで早々に退散した。

腕にもう少し肉付きがあって、もう少し短ければ「リアル美少年」だったような気がした。腕の細さ、長さ、一直線さが、妙に「作り物」っぽい印象を受けたのだ。
逆に言うと、それ以外の部分に関しては、顔が三つもあって、腕が六本もあるにも関わらず、デザインが破綻していないということだ。本当にこういう「生物」がいてもおかしくないような気にさせられた。
同じことは、頭が鳥のカルラ像についても言える。

こういった仏像を見ていると、仏教とは関係なしに、ただ純粋に「美しい物」を見たというそれだけで、救われたような気持ちになれる。

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