2ちゃんねるはなぜ潰れないのか?

今さらながらと思いつつも読んでしまった。

2ちゃんねるはなぜ潰れないのか? (扶桑社新書)
扶桑社
西村 博之

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著者の友人として苦言 ...
なぜ?2chには日頃 ...
鯔        _ ...

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「バカの壁」と同様で、著者自身が原稿を書いたのではなく、著者が口述した内容を出版社の人が本の形に編集しなおしたもの。
なので、全体的にざっくばらんとした雰囲気が漂っている。
読みやすいが、その一方で、どことなく本としてのまとまりがない感じがする。

内容的には、当たり前すぎて、「ふーん、それがどうしたの?」という印象。
2ch 以外にも、Google のこと、はてなのこと、Winny のことなどについて、ひろゆき氏が思ったこと、感じたことが書かれているのだが、どれも、特に突飛な内容ではない。
ごく一部に、「さすがにこれは違うだろう」という部分もあるが、それは読者判断の範疇だ。

ただし、注意しなければいけないのは、この本が2年前に出版された本であるということ。

2年前の時点で、今日読んでも違和感の無い本が書けているというのは、ある意味すごいことで、ひろゆき氏の洞察力はなかなかのものであると思われた。
...と言いながらも、人によっては、この本、違和感だらけかも知れないとも思う。

「ウェブ進化論」を読んで、理想に凝り固まっているような、ちょっと年配の方に突きつけたい一冊だ。
そういう年配の方々は、自身はネットを利用しない一方で、ネットを使えばビジネスがうまくいくはずだと、何かと吹聴してまわるので手に負えない。
そういう人たちにこの本をつきつけて、「現実はどちらだ?」と問うてみたい。

あるいは、自身のコミュニケーション能力の無さを棚に上げて、電子メールのせいで心のこもったやり取りができなくなったとか、嘆いている上司にも。

ネットに幻想を抱くような内容の本を読むより、こういった現実を見据えた本のほうがよほど読んでいて楽しい。

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