間違い電話に世相が映る

私の普段の仕事は、お客さん会社の社内試験の請負実施。
その職場に間違い電話が入ってきた。
電話番号を間違えたとかいうのではなく、私の勤め先の商品ラインナップを勘違いしての間違い電話だ。
「○○日に実施した△△試験の結果について教えて欲しいのですが」とかいった電話がかかってくるのだが、その日には何の試験も実施していなかったりする。
「お客さま、すみません。その日は私どもは試験を実施しておりません。同業他社さんではないでしょうか?」

このような間違い電話。後から見れば簡単に受け答えが出来ているように見えるが、実際に受けてみると、ものすごく気まずい会話が数分続いてやっと勘違いに気付くというパターンが多いので、かなり辛かったりする。
お客さんが「あ、間違ってました、あはは」とか言って笑ってくれたら、そのほうがよほど救われた気分になったりするものだ。
いい年して、間違いに気付いた瞬間、ガチャ切りするようなお客さんだって、現実にはいくらもいるのだから。

で、こういった間違い電話を今日も受けていて気付いたのだが、やはり不景気のせいなのか、世の中の人がものすごく資格に飢えているように思える。
必死で資格を取りたがっている人が増えているようだ。
必死になりすぎて、電話する先を間違えてしまったというパターンが少しずつ増えてきている。
声のトーンが最初から全然違うので、電話でも「必死さ」は伝わってくるものなのだ。

資格を取ってより上級の仕事を目指しているのなら、こちらとしてもまだ気持ちのいい部分もあるが、最近は「資格を取らないと職を失う」というようなお客さんも増えているようだ。
そのような目的でうちの試験が使われているとなると...あまりいい気はしない。

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