パソコンで確定申告
電車の中吊り広告に惹かれて、パソコンで確定申告をすることにした。
些細な事情で臨時収入があったため、今年は私は確定申告組なのだ。
申告しなかったからといって脱税になることはないのだが、申告漏れと言われるのも嫌なので、チャレンジしてみることにした。
で、ついさっき、国税庁のホームページにアクセスして、申告書の作成をやってみた。
http://www.nta.go.jp/
ここの一番目立つところに貼られている「確定申告特集」というバナーをクリック。
続いて「確定申告書等作成コーナーへ」のリンクをクリックする。
するとここからSSLで保護されたページになる。
何かたくさん書いてあるけれど、このあたりは税金に詳しい同僚に後から聞くことにして、「平成20年分の作成コーナー」にある大きな「作成開始」ボタンをクリック。
すると入力画面がポップアップするのだが、これがいただけない。
いきなりアドレスバーが消えてしまう。これではSSL通信でアクセスしている先のアドレスが本当に正しいのかどうか確認ができない。
IEの右下に鍵のアイコンは表示されているので、SSL通信はできているのだろう。しかし、本当に国税庁のホームページにアクセスできているのかどうかは分からない。偽の国税庁のページにSSLでアクセスしてしまっているのかも知れない。
場合によっては適当な入力をする覚悟で次に進むことにする。
利用する作成コーナーに「所得税の確定申告書」、提出方法に「印刷して提出」を選び「入力終了(次へ)」をクリック。
ここで「入力終了(次へ)」という紛らわしい表記の仕方がまた微妙に気になるものの、とにかく次へ進む。
するとまた不思議な画面が現れる。
現在の利用環境としてOS名とブラウザ名が表示され、そのすぐ下でまた、OS、ブラウザ、PDF閲覧ソフトの種類・バージョンを自分で手動でチェックするようになっている。ここで「推奨環境を満たしていることをチェックしました」欄にチェックを入れないと次に進めない。仮に環境を満たしていなくても、チェックを入れると先に進んでしまうからまた不思議だ。
同じ要領で、プリンタの接続チェックや、ポップアップのブロック解除チェックを手動でやらなくてはならない。
以上のチェックを済ませてようやく申告書の作成画面に進むことができる。
...ツッコミどころが多すぎて疲れたので今日はここまで。この続きをいつか書くかも知れないし、もう書かないかも知れない。
書かなかったときに備えて先に感想を書いておく。
はっきり言って、操作性は最悪。私の同僚は「紙に書いたほうが簡単だ」とまで言い切っていた。
ただし、間違えやすい計算などはコンピュータがやってくれるし、必要な記入欄は自動で埋めてくれるので、申告書の作成に慣れていない私などにとっては、それだけでもずいぶんと助かる。
コンピュータをあくまで計算の道具として使い、表現や通信の道具として使っているのではない、という点で非常に素朴で、好感の持てる設計である。
が、先にも述べたように、セキュリティまわりに問題があるので、素人にはおすすめできない。両刃の剣。
出力した用紙を税務署に持っていったところで、「何ですか? この紙は?」とか言われる結果になるかもしれない。そういうときは哀れ、偽の国税庁のページにせっせと自分の年収その他を入力していたということだ。
...もちろん、「何ですか? この紙は?」と言われなかったとしても、偽の国税庁のページにアクセスしていた可能性は残っているのだが。
些細な事情で臨時収入があったため、今年は私は確定申告組なのだ。
申告しなかったからといって脱税になることはないのだが、申告漏れと言われるのも嫌なので、チャレンジしてみることにした。
で、ついさっき、国税庁のホームページにアクセスして、申告書の作成をやってみた。
http://www.nta.go.jp/
ここの一番目立つところに貼られている「確定申告特集」というバナーをクリック。
続いて「確定申告書等作成コーナーへ」のリンクをクリックする。
するとここからSSLで保護されたページになる。
何かたくさん書いてあるけれど、このあたりは税金に詳しい同僚に後から聞くことにして、「平成20年分の作成コーナー」にある大きな「作成開始」ボタンをクリック。
すると入力画面がポップアップするのだが、これがいただけない。
いきなりアドレスバーが消えてしまう。これではSSL通信でアクセスしている先のアドレスが本当に正しいのかどうか確認ができない。
IEの右下に鍵のアイコンは表示されているので、SSL通信はできているのだろう。しかし、本当に国税庁のホームページにアクセスできているのかどうかは分からない。偽の国税庁のページにSSLでアクセスしてしまっているのかも知れない。
場合によっては適当な入力をする覚悟で次に進むことにする。
利用する作成コーナーに「所得税の確定申告書」、提出方法に「印刷して提出」を選び「入力終了(次へ)」をクリック。
ここで「入力終了(次へ)」という紛らわしい表記の仕方がまた微妙に気になるものの、とにかく次へ進む。
するとまた不思議な画面が現れる。
現在の利用環境としてOS名とブラウザ名が表示され、そのすぐ下でまた、OS、ブラウザ、PDF閲覧ソフトの種類・バージョンを自分で手動でチェックするようになっている。ここで「推奨環境を満たしていることをチェックしました」欄にチェックを入れないと次に進めない。仮に環境を満たしていなくても、チェックを入れると先に進んでしまうからまた不思議だ。
同じ要領で、プリンタの接続チェックや、ポップアップのブロック解除チェックを手動でやらなくてはならない。
以上のチェックを済ませてようやく申告書の作成画面に進むことができる。
...ツッコミどころが多すぎて疲れたので今日はここまで。この続きをいつか書くかも知れないし、もう書かないかも知れない。
書かなかったときに備えて先に感想を書いておく。
はっきり言って、操作性は最悪。私の同僚は「紙に書いたほうが簡単だ」とまで言い切っていた。
ただし、間違えやすい計算などはコンピュータがやってくれるし、必要な記入欄は自動で埋めてくれるので、申告書の作成に慣れていない私などにとっては、それだけでもずいぶんと助かる。
コンピュータをあくまで計算の道具として使い、表現や通信の道具として使っているのではない、という点で非常に素朴で、好感の持てる設計である。
が、先にも述べたように、セキュリティまわりに問題があるので、素人にはおすすめできない。両刃の剣。
出力した用紙を税務署に持っていったところで、「何ですか? この紙は?」とか言われる結果になるかもしれない。そういうときは哀れ、偽の国税庁のページにせっせと自分の年収その他を入力していたということだ。
...もちろん、「何ですか? この紙は?」と言われなかったとしても、偽の国税庁のページにアクセスしていた可能性は残っているのだが。
この記事へのコメント
提出前にサニタイズを忘れないようにしないと。