通報者の秘密は守ります

今朝、山手線の電車内で、BSA の広告を見ていたら、タイトルのような文言が目に飛び込んできた。
BSA は簡単に言うと、企業内で違法ソフトの利用を見つけた場合のタレこみ先。
ただ、そんなタレこみ先を作ったところで、自分の勤め先を売るような人間がそうそういるとは思えないので、「有用な情報のタレこみ」には謝礼のようなものが出ることになっている。

とかいって、制度が始まったころにはその謝礼が話題になったりしたものだが、実際は謝礼目当てのタレこみよりも、主に社内のシステム管理担当セクションからの、「違法ソフトを使うのが気持ち悪い」という理由でのタレこみのほうが多かったとか。社内で「違法ソフトの利用をやめましょう」とシステム管理担当セクションが声を上げたところで、もっと偉い人が「正規のソフトを買う金はない」と言ってしまったらそれに反対できるほどの権限はシステム管理者には無いのが普通だったわけで、そういった人たちにとっては、いい駆け込み寺になっていたようだ。

で、今朝見た BSA の広告でも、内容はもっぱら謝礼云々ではなくて、あくまで「正義」に訴えかける内容になっていた。

そこまではまあ、よしとしよう。

ちょっとぞっとしたのはタイトルの文言。
「通報者の秘密は守ります」

最近、あちこちで聞かれる情報漏えいのニュースなどを見ていると、組織として「通報者の秘密を守る」気持ちはあるのだろうけれど、将来、何かのきっかけで「通報者の秘密」に関する情報が漏洩してしまうことがあるかも知れないと思ってしまう。
個人の情報を開示することなく通報できるシステムならいいのだろうけれど、BSA は法的措置を視野に入れて活動しているので、むしろ「個人情報はなるべく提供してください」とホームページ上に記載している。
信じて通報して、後から痛い目をみなければいいけれど。

違法ソフト使用を通報することは悪いことではないと思うので、
「違法ソフトを見つけたら BSA に通報する」
「BSA にどう言われても、なるべく個人の情報は提供しない」
という方針で臨むのがベストかも知れない。

たまに、BSA のホームページとかを見てみると、統計情報とか、どこまで信じていいのかわからないけれど、面白いかもしれない。
http://www.bsa.or.jp/

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック