WEP 破りの件はもうちょっと騒いでも

昨日の NHK のニュースは意図がよく分からないものであったが、無線 LAN の WEP 破りの件はもうちょっと騒いでもいいくらいの大事件だと思う。
なのに街がこんなに平和なのはなぜ?

マクドナルドや駅の無線 LAN はそれほど影響を受けないと思うけれど、企業などが社内で無線 LAN を使ってしまっていたらこれは洒落にならない事態だ。
なぜなら、これは「今後気をつけましょう」では済まされない事態だからだ。

いつか WEP の破られる日が来ることを夢見て、近くで誰かが漏れてくる無線 LAN のパケットをひたすらキャプチャ、保存していたとしたらどうだろうか。
それは、過去に遡って、無線 LAN でやり取りしたデータがすべて解析され、盗み出されてしまうということだ。
社内だと思って油断してやり取りしていた、お客さまのクレジットカードの番号などもすべて盗み見られてしまっていたことになる。

同じことが実は、SSL についても言える。もしかしたらどこかで誰かが、いつか SSL の破られる日が来ることを夢見て暗号化されたパケットをひたすらキャプチャしている人がいるかも知れない。
そしてある日、本当に SSL が破られたとき、過去に遡って電子商取引が否定されるような一大事が起こってしまうかも知れない。

...とここまで書きながら、実は小生、今回の WEP 破りの件に関しては、自分が無線 LAN を使っていないこともあり、深く調査していない。現在進行形でやりとりされているパケットしか解析できない可能性もある。
が、それでもいずれ、過去に蓄積した暗号パケットも解析されるようになってしまうかも知れない。
繰り返しになるが、これは SSL も同じ運命を辿る可能性がある。

IT が絡むと、自己責任という言葉が、事前に想像していた以上に重くのしかかってくることがあるのだ。

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