解雇はひどいことで、社員には辞める権利がある

今日、CNET のブログを見ていたら、こういうタイトルのエントリがあった。
http://japan.cnet.com/blog/g1sys/2008/10/03/entry_27016660/
タイトルと書いてあることとが微妙に違ってがっかりした。
内容そのものは経営者による「ぶっちゃけネタ」系で面白かったのだが。

「解雇はひどいことで、社員には辞める権利がある」というタイトルは、会社側は簡単に社員を解雇できないのに、社員はいつでも辞められるというのは不公平だということを言いたいのだろうか。

まず言いたいのだが、「社員には辞める権利」などない。日本国憲法では勤労の義務が定められており、日本人は「仕事を辞める」ことは許されない。働かないことは許されないのだ。社員にあるのは「辞める権利」ではなくて「他の職に移る権利」だけだ。

一方、「解雇」というのは、社員には勤労の義務があるにも関わらず、その義務を全うする機会を奪う行為であるから、間違いなく「ひどいこと」だ。
また、一旦雇用契約を結んだなら簡単に解雇はできないというお約束は、日本人なら知っているはずのことだ。そういうお約束があるからという意味でも解雇は「ひどいこと」だ。「もっと君に合った職があるよ」と言って転職を促すのならそれは決して「ひどいこと」ではない。

何が言いたいかというと、とにかくみんな働こうということだ。離職者が多くなって社会不安が高まるのが最も危惧すべき事態だ。

と、ここまで作文できれば立派な左翼かな。

景気さえ良くなれば、このようなタイトルのブログのエントリが現れずに済んだのではないかと思う。
また、景気さえ良ければ起こらなかったであろう悲惨な事件がこのところ立て続けに起こっている。
残念な時代になったものだ。

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