GnuPG について (9) 鍵作成でイレギュラーしてみる の訂正

以前の記事で、GnuPG の鍵生成の過程でいろいろとイレギュラーなデータを突っ込んでどのような動作をするのか確認したことがあった。そこで、


・ユーザーID に日本語を入力

メールアドレスはともかくとして、本名やコメントに日本語を入力したらどうなるか試してみた。
とりあえず「山田太郎2」と入れてみた。すると警告メッセージが出ながらも、鍵の生成はできた。
その後、gpg.exe --list-key を実行した結果がこれ。
---- 画面表示 ----
pub 1024D/A9597DA7 2008-09-28
uid \x8e\x93\x91\x98\x82
sub 2048g/EBF88D4A 2008-09-28
---- ここまで ----

2バイト文字の頭1バイトだけが16進数の形で表示されているようだ。


というような書き方をしてしまった。
あらためてソースを点検したところ、これはどうも GnuPG のバグであるらしいことが分かった。
プログラマ氏(最近、Werner Koch はコードを書いていない?)の構想では、日本語が通るようにしたかったようだ。
ユーザーID を入力するコードの直後に、Windows のコマンド・プロンプトから受け取ったデータを UTF8 に変換するコードが入っていた。

ただ、コマンド・プロンプトからデータを受け取る際に、加工しすぎで日本語文字列が崩れてしまっている(これが GnuPG のバグ)。ここでの加工を必要最低限のものにしてやることで、日本語は使えるようになる。
昨日(今朝未明?)、このブログの記事でとりあえず公開しておいた GnuPG (Windows 用バイナリおよびソースの差分)では、この修正が入っている(参照 http://kzworks.at.webry.info/200810/article_1.html )。なので、この私製 GnuPG では日本語の混じったユーザーID が使える。

さて、GnuPG の BTS へこの件を報告しなければならないのだが、私の場合、パッチを書くのよりも、英作文に時間がかかってしまう...orz

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