困った本「グーグルに勝つ広告モデル」

本を読む順番を誤ったというか、正しかったというか。
つい先日、これを読んだばかりで
バカとは何か (幻冬舎新書)
幻冬舎
和田 秀樹

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これを読んでしまった。

グーグルに勝つ広告モデル (光文社新書 349)
光文社
岡本一郎

ユーザレビュー:
なんでこんなタイトル ...
タイトルで買うと損す ...
タイトルいいかげんに ...
amazon.co.jpで買う
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内容としては、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌の広告動向について、筆者が独特の見地から総合的な分析を加えたもの。
なのだけれど、ちょっとひどい。

「新聞はいつでもどこでも読めるという特性を持っているので、パソコンのあるところでないとアクセスできないネットに食われてしまうことはない」と書いた次の章で「今やネットはいつでもどこでも携帯電話でアクセスできるので、一般雑誌はネットに食われていく」などと書いている。

しかし、この本でひどいのは、私がこの上で使ったのと同じようなレトリックだらけになっているというところだ。
たった一つか二つの具体例を挙げただけで、それがあたかも全てであるかのように語っている。裏づけになるようなまともな数字データが示されることもない。
業界の中にいる人(私の勤め先でも雑誌を出している)から見れば、無責任極まりない内容だ。
テレビだとかラジオだとかの分析も、怪しげなグラフの連続で、とにかく裏づけのない話ばかりだ。

広告業界の人は、こうやってクライアントを説得して広告を出させるのだなということがよく分かる内容だった。

と、バカ学を勉強したてのこともあり、こういう読み方をしてしまった。
Amazon のレビューでも、「タイトルに偽りあり」というような感想を述べている人が散見されたが、中身が全部その調子だから、何もタイトルだけに噛み付く必要性はない。
人を煙に巻く話術を知りたい人は、一読してみるといい。

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