あ、あ、AVIVA の CM が我慢ならない

山手線の電車では、車内の各扉の上部に液晶ディスプレイが設置されており、そこに占い、天気予報などの番組が常に表示されている。番組といっても、そもそもは広告スペースなのであって、客の注目を集めるために番組を流している企業もあるというのがむしろ正解。
で、中には本当に CM だけを流してしまう企業もある。どうせ時間潰しなのだから、別に CM でもかまわないのだが。

そんな中、最近、見ていて段々いらいらしてきたのが AVIVA の CM。
二人の若手社員がデータを渡され、見やすい資料を作らされるというもの。
一人はパソコンの心得がないらしく、一からデータを手入力していく。時々入力を間違って、バックスペースで消したりしてどんどん時間を浪費していく。
もう一人は、VLOOKUP 関数やグラフウィザードを使いこなし、資料を仕上げていく。
そして、制限時間終了。
一人はカラフルな資料を仕上げている一方、もう一人は結局資料を仕上げることができずに終わってしまう。
その差は...AVIVA
という非常に分かりやすい内容。
車内広告で音声が使えないという制約のある中、短時間で必要な情報を見せて、しかも印象に残る、できのいい CM である。
さっき見たら、AVIA のホームページの CM ギャラリーにもアップされていた。
http://www.aviva.co.jp/

が、あまりに内容が生々しすぎて。見ていて段々イライラしてきた。
現実のデータというのは、いきなり VLOOKUP 関数や、グラフウィザードが使えるようなきれいな状態になっていることはまずない。
ちょっとした作業指示の不徹底が原因で、パンチャーさんが色々な癖のあるデータを作ってきてくれる。
あるいは、外部から持ち込まれるデータなどでは、こちらのフォーマットなど何も決められていなかったかのように、ものすごく自分勝手なものだったりする。こちらもこちらの自分勝手を押し付けようとしている立場なので強くは言えないのだが。

そういうわけで、こんな CM のとおりに綺麗に VLOOKUP 関数が通るわけありえないのだ。
むしろ、私は立場上、VLOOKUP 関数が通せるようにデータを手で整形する役割を負わされているわけで、AVIVA の CM でいかにも要領の悪い社員風の人がやっているような作業のほうを、むしろ率先してやらざるを得ないのだ。

AVIVA の CM を見ていると、そういった大事な裏方さんの作業が必要以上にないがしろにされているような気がしてきて。

この CM を真に受けて、AVIVA で勉強して、ただそれだけのキャリアの新人が自分の部署に配属されてきたりしたら...
「Kakihara さん、VLOOKUP も使えないんですか ?」とか言われたりして、「使えないあんたのために下準備しとるんじゃ」とか真正面から切り替えしたりして、険悪な雰囲気になりそうだ。

結局のところ、今の仕事に自分がへそを曲げているだけなのだが。

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