中国が「IT製品のソース開示を要求」

どこまで笑っていいのかよく分からないニュース。読売新聞のニュースサイトに載っていた。「ICカードやコンピューターサーバー」が対象になるとのこと。「開示内容が中国政府を通じて中国企業に漏れる恐れ」と、読売新聞の記事にはっきりと書いてあった。私も真っ先にこれを思ったのだが、新聞で書いちゃって許される表現なのか?

中国政府がどこまで何を考えたのかはよく分からないのだが、とりあえずは中国国内の情報セキュリティを確保するため、情報家電の製品情報(ソースコード含む)の公開を外国企業に要求することにしたらしい。で、中国政府の認証の得られた商品でなければ中国国内で売ってはいけないと。
もちろん、私を始め、多くの人が、単にソースを検証するだけで終わるはずはないと思っている。

当然、日本や欧米各国は反発している。

それなら中国で情報家電を売らなければいいではないかという説もあるのだが、日本企業の中国市場での対象商品の売上高は1兆円規模。最近倒産したどこぞの金融会社の負債 64 兆円に比べればたいしたことはない...いや、国内では、ダイエーやヨーカドー、イオンといった大手スーパーの売上が確か1兆円規模だ。この規模の商品が一気に消えてしまったら、売るほうも買うほうもどれだけ困ることか。

おそらくはまた、どこか灰色っぽいところで決着ということになるのだろう。

とはいえ、しかしまあ、何を今さら。
もう何年も前から言われているチャイナ・リスクの一つが垣間見えただけの話に過ぎないのだが。
こういう要求が出てきて驚いている日本企業が本当にあるというなら、そのほうが驚きなくらいだ。

ただ、中国政府に何か深謀遠慮があっての駆け引きにしては、妥協点が想像できない。もしかしたら単に官僚機構の手続きの中で変な要求を発表してしまっただけかも知れない。
中国政府が本当に何を考えているのかがまったく分からないので、私個人のレベルでは、笑うに笑えない話だ。

この件に関しては、スラッシュドット・ジャパンでも取り上げられ、活発な議論が交わされている。
http://slashdot.jp/yro/08/09/19/043229.shtml

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