GnuPG について (3) Windows 版を入手する

GnuPG はコマンドラインツールである。その Windows 版は、これでもかというくらい、実用に耐えない不便さなのだが、基本は大事なので、とりあえず GUI フロントエンド無しで使う場合の説明をしていこうと思う。

GnuPG のホームページから、Download ページ( http://www.gnupg.org/download/index.en.html )へのリンクをたどり、中盤の Binaries のあたりを見ると、FTP で Windows 用のバイナリが入手できるようになっている。
画像

英語で書いてあるように、ここで入手できるのは、グラフィカルなインストーラを備えたコマンドラインバージョンである。

バイナリの gpg.exe 単体を GnuPG 公式のホームページやそのミラーサイトから入手することは、現時点ではできない。インストーラが気に入らないなどの理由で、どうしても gpg.exe 単体が欲しければ、ソースからコンパイルするしかないようだ。

ここで入手した、gnupg-w32cli-1.4.9.exe(2008年9月18日現在の最新バージョン)を実行するとインストーラが起動し、オプションを変更しなければ、C:\Program Files\GNU\GnuPG フォルダが作成され、そこに gpg.exe を始め、その他ユーティティ群がインストールされる。
また、レジストリについては、HKLM\SOFTWARE\GNU\GnuPG というキーが作成され、そこに Install Directory が記録される。
さらに、HKCU\Software\GNU\GnuPG というキーが作成され、そこに HomeDir(ユーザーの conf ファイルや、鍵輪が格納されるフォルダ) などの情報が格納される。

こういった形で、GnuPG は Windows のレジストリを使用するので、レジストリ汚しの嫌いな人は注意する必要がある。
レジストリを汚したくなければ、gpg.exe 単体を何らかの方法で入手し(JanusDG などからコピーするなど)、実行する際は必ず、--homedir= オプションを使うか、常に環境変数 GNUPGHOME をセットしておくかすると良い。また、パスフレーズ管理エージェントなど、GnuPG 付属ツールは使ってはいけない。
それが面倒ならば、Cygwin 版を使うという手もあるにはあるが...

なお、私の作成したアプリケーションでは、基本的にこれらのレジストリの値は使用しないし、gpg.exe も専用のものを同梱する形になっているので、本家の GnuPG をインストールしてあっても相互に干渉することはない。

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