JavaScript ライブラリは業務に使えるか?

jQuery を夢中になっていじくった一週間だった。ところで、これは、日常の業務に使ってしまっていいものだろうか?
ライセンスや機能の面での問題はないようだが、一つひっかかるところがある。

フリー & オープンソースソフトウェア全般に言えることだが、「何かあったとき誰が責任を取るんだ」という問題がそれ。
「私が責任を取ります。ただし、損害賠償の範囲はソフトウェア購入費用を上限とします」とか言って、まぜっかえしたくなるし、実際、私はそういう覚悟(?)で、イントラ用 WEB ページなどでは使ってしまっている。

しかし、もしこれが SIer の立場だったならどうだろうか。
お客さまのところに納めてしまうシステムの UI 部分に jQuery を使ってしまうというのは?
よほど JavaScript に精通したプログラマを抱えた SIer でなければこれは辛いだろう。
だったら、多少ページの見栄えを損ねてでも、安全な静的な WEB ページにしてしまったほうが、ノウハウの蓄積、プログラマの確保などの点で、メリットが大きいだろう。

聞く話によると、SIer というのは、基本的にこういった分野での冒険はしないらしい。システムの安定稼動が第一目標とのことだ。
というわけで、日本の企業風土では、JavaScript ライブラリをばりばり使ったような社内システムというものは、「奇をてらった」場合を除き、実現しそうな雰囲気は乏しい。
(そういえば、Zimbra はどうなった? Yahoo! の傘下に入った企業の Zimbra ではなく、同社が開発していたソフトウェアのほうの Zimbra の運命は?)

それに追加してもう一つ気付いたことがある。
jQuery を使ってカッコのいい WEB ページ(イントラ用)を作ったところで、現在進行中の技術の悲しさで、あっという間に、「そういえば何年か前にこういうデザイン流行ったよね」と言われるようになることが目に見えているのである。
数年、下手すると十年近く使い続けられる社内システムで、これは格好が悪すぎる。

JavaScript ライブラリの利用は、社員が片手間で作るイントラ用のページでの利用がせいぜいのようだ。

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