シンキババス? いや、シンキバスだ、で騒いだ話

事の発端は関西地方からかかってきた電話。「シンキバスに乗ってどうのこうの」という話をしていたのだが、電話に出た同僚は、こちら(東京エリア)の人間だったので、「シンキバス」が何なのか分からず「新木場行きのバスですか?」とか聞き返して、大混乱になってしまった。後になっては笑い話なのだが。

地名というのは、地元の人はそれこそ毎日使う言葉なのであるが、そこを少しでも離れてしまうと、今度はほとんど耳にすることさえなくなってしまう。逆に、別の似た地名が頭に刷り込まれていたりするので、このような混乱が起こってしまう。
「シンキバス」は「神姫バス」が正解。神戸、姫路エリアを営業基盤にしているバス会社だ。

さて、今日の問題はここから。東京エリアの人間に言わせると、そもそも「神姫」でなぜ「シンキ」なのだ? という話になるらしい。いやそれは東京エリアかどうかの問題ではないのだが...
突き詰めると「姫」の字を「キ」と読むのかどうか。ここで私は同僚の説得を開始したのだが、なかなかうまい事例が見つからなかった。ネットで検索しようにも「姫 キ」で検索したところで、それではろくなページが見つからない。「姫 読み キ」でも全然だめ。コスプレとかマンガとか、訳の分からないページにヒットする。

こういう場合、固有名詞だと特別な読みがあったりするので、なるべくなら一般名詞で「姫」を「キ」と読んでいる事例を見つけたいのだが、結局、意味のある時間内にそのような事例を見つけることができなかった。
挙句の果てに、固有名詞だが仕方がない、「ヨウキヒ」の「キ」だ、頭に入れておけ、とか言って、余計な恥をかいてしまったりした(ヨウキヒは楊「貴」妃)。
やはり固有名詞になってしまうが、フィギュアスケートの「安藤美姫」の「キ」というのが唯一その場で見つかった事例だった。

何かもっといい事例は見つからないものだろうか。
Google で見つけられないなんて、自分の検索技術が未熟なのだろうか、Google のインデックス作成技術が未熟なのだろうか。
...単なる自分の国語力不足だろうな。


「姫」と書いて「キ」と読む事例、知っている人がいたら、コメント欄ででも、あるいはこっそりメールででも、教えてほしい。いや、これはぜひ教えてください(とここで思いっきり低姿勢になる)。一般名詞、日本語限定で。地名、人名、本や映画のタイトルなどは NG です。

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この記事へのコメント

かめきち
2008年09月09日 10:10
辞書を引けば一般名詞もあることはありますが、既に死語のようなものだと思います。
例、姫姜(ききょう):大国のひめぎみ、姫妾(きしょう):そばめ、他

元々姫はお姫さんのことですし、音読みで「き」と読むのは大半が「**姫」等と特定の個人を呼ぶ場合だと思いますが、歴史上の具体的な名前は思い出しません。

関西では姫路に関連する固有名に音読みの「き」で発音するのはポピュラーで、神姫バスは神戸・姫路地域をカバーしているバスですし、他にJRの
姫新線(きしんせん)というのがあります。姫路と岡山県の新見を結ぶ路線です。
kazuyoshikakihara
2008年09月09日 22:30
かめきちさん、素晴らしい。
「そばめ」にヒントを得て、やっと「寵姫(チョウキ)」という言葉を思い出すことができました(しかしなぜか MS IME で変換できない)。

そういえば、以前、関西の方が、「東京の連中が姫路と言う時のアクセントがおかしい」と熱く語っておりました。私も大阪の育ちなので、東京の方の「天王寺」のアクセントにものすごい違和感があります。

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