社内システムといわれるシステムの信頼性

このところ、立て続けにシステムがらみのトラブルに巻き込まれている。グレーな話なので、ふんだんにフィクションを交えて紹介させていただこうと思う。

私の仕事は、お客さんの会社の社内試験の請負実施だ。一部上場の、誰もが名前を知っているような会社もお客さんには含まれている。そのような有名なお客さんでも、社内の、例えば人事システムなどは、つまらないバグが残ったまま運用されていたりする。
先日、入社10年目の社員が受験する昇進試験の受験者データを整理していたときに、なぜか生年月日のばらつきが大きいので、不審に思って先方の人事部に問い合わせたところ、間違って入社8年目の人や15年目の人が混じっていたことが発覚した。
先日のExcel名簿の話とは異なり、名簿は社内人事システムから自動で出力されている。なので、データ形式のチェックなどは当然エラーなしで素通りしてしまい、私がたまたま目でデータを確認したから見つかったというような間違いだった。
ということは、昨年、一昨年には、本来昇進試験を受けなければいけなかった人が、試験を受けられていなかったということか? そういえば、別の会社でも社内システムのバグが原因で、昇進試験を受けられずにいたことに後から気付いてクレームをつけてきた人がいた。人事部と話し合ってくださいと返答しておいたのだが。

ここまでの話は本当にフィクションだが、かなり際どいレベルで実話が元になっている。
最近はコスト削減のためなのか、このように「いくらなんでも社内システム、テストが足りなさすぎだろ」とか、「データをうちに持ってくる前にチェックする人手なさすぎだろ」と言いたくなるような事故が散見されるようになってきている。
誰もが想像するよりも、はるかに信頼性の劣るシステムが、世の中、特にお客さんには見えない社内システムといわれる分野では、たくさん稼動しているようだ。
社内のシステムだからといっても、一定レベルの信頼性は必要だというのに。
もっと派手な事故が起こるまで、経営者は「合理化し過ぎ」に気付かないのかも知れない。
はっきりいって、業者の立場から見ていると、すでに「合理化なのか単なる手抜きなのかよくわからない」状態になっている。

特に一流企業の従業員さんは気をつけないと、社内システムで痛い目を見ることになりそうですよ。過度の信頼をよせないようにしないと...

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