世界に通用する FLASH ムービー

作品のクオリティが高いのは当然として、FLASH ムービーが世界に通用するには、「言葉を使ってはいけない」という制約が出てくる。映像と音楽だけで一つの世界を表現しなければならない。そんな高度な FLASH ムービーを見てしまった。

場所は恵比寿の東京写真美術館。今、「液晶絵画」展というのをやっている。額縁の中に、液晶モニタを配置し、そのモニタをカンバスに見立てて絵を表示する。液晶である利点を活かして、どれも動画になっている。
http://www.syabi.com/index.shtml

国際的なアーチストが作成しているので、作品は映像と音楽だけ。言葉は基本的に使われていない。
無声映画を見ているようでもある。

最初、このアートを見た瞬間は面食らった。言葉を使えないという制約のおかげで、作品はどうしても抽象的なものになってしまう。ぱっと見、訳がわからないし、つまらない。
これは巨大な FLASH なのだと気付いてようやく、鑑賞の仕方が分かってきた。
腰を落ち着けて、ゆっくり鑑賞していると、何となく作者の表現したかったものが伝わってくる。
少しずつ晴れていく霧の中に浮かび上がる疲れた面持ちの人々、朽ちていく静物など、今回はやや退廃的な作品が多かった。

帰りに山手線に乗り、ドアの上の液晶モニタ広告を眺めながら、さっきの液晶絵画と同類だなと思ってしまった。
ただし、こちらは音声こそ無いものの、言葉がちりばめられているので、液晶絵画よりはずいぶんと分かりやすい。

いつの間にか、世の中、動画で満ち溢れている。ほんの数年前までは、テレビ(ビデオ)か映画くらいしか動画に触れる機会はなかったというのに。
上手下手はともかく、動画で物事を表現する最低限の技術を個々人が身に付けなければいけない時代が近づいているような気がする。

私も FLASH 作成の練習をしたほうがいいのかも知れない。
その前にまだお絵描きの練習中なのだが。

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