寺社参りと情報セキュリティ

関西のとある有名な寺院に参詣に行ってきた。寺院名を匿名にしてあるのは「情報セキュリティ」上の懸念が見つかったからだ。こういう仕事をしているせいか、とかく情報セキュリティが気になって仕方がない。ついついそういう目で物事を見てしまう。今日見つけたのは、お寺の修復用の銅板だった。
お寺の建物の一部を修理する必要が出てきたらしく、信者さんに修理用の銅板の購入を呼びかける張り紙が見つかった。銅板の購入費用を信者が負担する代わりに、銅板に好きなことを書いていいというシステムだ。信者さんが書くのだから、たいていは信心深い文言だとか、お経の文言だとかが書き込まれることになる。
既に納められている銅板を興味本位で眺めていたところ、中に、病気治癒を願った文言の書き記されたものが見つかった。ご丁寧に住所氏名まで記入されている。これ、悪徳商人に見つかったら、あっという間に餌食にされるだろう。この銅板から、その人は病人で心の助けを求めており、銅板を購入するだけの資力があり、かつ信心深い(=宗教ネタに弱い)ということが読み取れる。見た瞬間、「あちゃー」という気分だったのだが、だからといってお寺に抗議だとか注進だとかするわけにもいかないので、悪い人にその銅板が見つからないことを祈ってその場を立ち去るしかなかった。
振り返ってみれば神社などでも、ついつい絵馬などに、願い事に合わせて名前と住所だとか学校名を入れてしまっているものをみかけることがある。
今の時代、これら、全部、危ないことだ。
神様なり仏様は真実をすべてお見通しなのだと信じて、何も書かずに気持ちだけを込めて、きれいなままの銅板なり絵馬なりを納めるべきなのだろう。

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