PDFのセキュリティ 編集禁止って

編集部との打ち合わせで、意外な勘違いがあることに気付かされた。今日、会社のホームページで公開する資料をPDF化する作業をしていた。セキュリティ設定の段階になって、私は自分の信念に基づき、資料性が高くてなおかつ会社の収益に直接関係しないデータは内容のコピーぐらい認めるべきだと主張した。すると、もっと過激な人がいて、「このデータならセキュリティなんか設定せずに、顧客の利便性を優先したほうがいいんじゃねえの」などと言い始めた。すると、お約束で反対意見が飛び出してきた。「うちの資料を勝手に書き換えられては困ります。会社の信用に関わります」とのこと。
「そんなこと言っても一次資料は会社のホームページにあるわけだし、お客様が入手経路を間違えない限りは正しい資料を閲覧できるはずだ」と説明しようとしたあたりで雲行きが怪しくなってきた。どうも話がかみ合わない。
そこから延々と話し合った挙句、PDFのセキュリティの意味するところを誤解されていたことが判明した。
PDFのセキュリティで編集を禁止しないと、ホームページ上で書き換えられてしまうと思われていたらしい。

知っている人から見れば、そんなわけないだろうというような話なのだが、知らない人にとっては深刻だ。
単に「PDFの編集を禁止する」というメニューだけを見たのなら、確かにこのような誤解が生じても仕方がない。
PDFのセキュリティで編集禁止といえば、ダウンロードした後のファイルを編集ソフトで編集できるようにするかどうかの設定だ(しかも、あまりあてにならないことは過日、記事にしたことがある)。

どこからこのような誤解が生じたのかとよくよく考えてみれば、PDFの仕様を詳しく知らなくてもPDFを生成できる世の中になったあたりが根本原因なのかも知れない。
メーカーさんは「簡単にPDFが作れます」などといってソフトを売っているようだが、どうしてどうして、PDFが簡単なわけなどないのだ。

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