固定長またはCSVでいいのかな?(8)

たかが固定長、たかがCSVと思っていたのだが、掘り下げてみると意外とこのシリーズが長く続いてしまっている。昨日、業者さんとの打ち合わせがあったので、データの受け渡しの形式について、特に注意して聞いてみた。打ち合わせたのは、日頃から取引のある業者さん、4社。どこもそれなりの規模で、それなりの歴史のある会社だ。
話し合ったうち3社は、文句なく固定長での受け渡し。「安定して稼動しているものを今さら変更する必要はない」との見解だった。1社だけ、可能ならばCSVを希望するという業者さんがいた。私の勝手な想像だが、話の流れからして、おそらくは会社の事業所間が、専用線で結ばれており、通信速度が確保できていないのだと思われた。これは情報セキュリティ上の配慮なので、「今さら専用線なんて」などと言ってはいけない。専用線なので、コストの関係から通信速度の確保が困難だ。なので、無理やりデータを詰め込んで、データ総量が大きくなっている固定長よりも、少しでも伝送量を節約できるCSVを希望するとのことだった。
さらに追加して、CSVよりもできればTSV(タブ区切り)がいいとのことだった。CSVだと、カンマの入ったデータ(英文表記の会社名でカンマが入っていたりする)の扱いが大変なのだが、タブ区切りだとその心配がない。

このように顔をつき合わせて打ち合わせのできる範囲だと、シンプルなデータ形式が好まれるようだ。XMLがいいとか、Excelがいいとかいう話は最後まで出なかった。データベース関係の教科書で出てくるような正規化の話も出てこなかった。データを受け取る側の業者さんに言わせると「自分のところでのデータ加工は最低限にしたい」ようだった。
昨今は個人情報保護法などもあり、データの扱いについてうるさいので、業者さん(発送業者さんだったり、データ入力業者さんだったりする)の内部で、そのデータを何らかに活用しようという考えには、むしろ否定的なようだ。そのためのセキュリティを確保するより、最低限の仕事でデータをさらっと後工程に流したいようだった。

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この記事へのコメント

2008年04月19日 23:31
確かに個人情報保護やセキュリティのことを考えると下手にデータをコピーして活用するということはすべきではないかもしれませんね。
個人用のパソコンにデータを取り込んで、漏えいしたという事件は頻繁に起きていますから。

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