「書籍」という課金装置

古い新聞の整理をしていたら「iPodで宅建の勉強」という広告が目についた。ダイヤモンド社さんの商品だった。そんな、講義を耳から聞くだけで合格するほど宅建は甘くないだろうと思いながらも気になったので、売り文句を読んでみると、これが意外な商品だった。
iPodで講義を聞くのは間違いないが、別途テキストを買うようになっているのだ。音声データはインターネット経由で無料でくれてやるが、まともに勉強したかったら書店へ行って本(もちろんダイヤモンド社発行)を買えという収益システムだった。
本というのは、情報を保存する貯蔵庫であり、情報を運搬する媒体であり、情報を閲覧するビューアであると、出版社に勤め始めた大昔に習ったことがあるが、これに加えて、情報でお金を得るための課金装置でもあるということだ。

ということは、私の持論にもつながるのだが、課金システムが確立しない限りは電子出版というのは広まりにくいということになる。どこかの会社が、高度なDRM技術を開発して、ここに風穴を開けてくれないだろうか。

ところで、出版物が電子化されて便利なところがまた見つかった。年末年始のように長期の休暇がある場合、出版前の本を何冊もPDF化して自宅に持ち帰り、印刷直前のチェックができてしまうのだ。
...そんなの私じゃなくて、編集部の人がやってくれたらいいじゃないですか。

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