JASRACとリナックスは似ている

週刊アスキー 11/20号 を立ち読みした。同業者の首を絞めてどうするという感じなのだが、まあ、状況的に、他の本を買って財布の中身が涼しくなってきたところで、帰りがけにふと表紙が目に止まったので、つい手にとってしまったという次第だ。
この表紙の女の子、何て名前なのかなと思い、目次をぺらぺらとめくっていたら、私の好きそうな著作権云々の記事を発見し、その場でさらっと流し読みしてしまった(←コラッ)。

著作権を語る際に、利用する立場だけで考えていると、自分の著作物の特に財産権の部分に関して、変な落とし穴にはまることがあるよというようなことを、それなりに著名な方(申し訳ない、私はその方の名前を知らなかったしその場で覚えることもできなかった)が、インタビュー形式だったか、寄稿形式だったかで、4ページほどで述べられていた。共同著作物の場合、何十年もすると著作権者を探し出すのが事実上不可能になるとか、最初の問題提起は非常によかったように思う。
その中で、「JASRACとリナックスは類似している」などという衝撃的な文句が特に目を引いた。リナックスとカタカナで表記してあったのも衝撃的(ということは寄稿の可能性大か? 週刊アスキーの記者がカタカナでリナックスはないだろう)だったが、やはりメインはその強引な論法。
「たくさんの人の著作物を一箇所で管理している」から類似しているのだそうだ。
そして、リナックスの場合、やはり共同著作物になるので、事前の契約をしっかりしておかないと、これから何年もすると著作権者を探し出すのが困難になり、それがソフトの改良を阻害することになるというような結論が導かれていた。
その場でさらっと読んで、「へえ、そんな問題があるのか」と思ったが、よくよく考えたらLinuxはGPLが適用されているので、この問題はとっくにクリアされているではないか。
全体の論調からしても、この執筆者はGPLを知らないか、あるいは記事を面白くするためにわざとGPLに触れないかして、読者をミスリードしているように思え、正直、不快だった。

まあ、手元に現物が無いので、私もあまり適当なことを書くわけにはいくまい。
明日になったら現金を補充して、週刊アスキーを買うとしよう。
決して表紙が気に入ったから買うわけではない。

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この記事へのコメント

kazuyoshikakihara
2007年11月12日 23:28
今日、考え事をしていて、すっかり週刊アスキーを買うことを忘れたまま家に帰り着いてしまった。
週刊誌だから、もう明日には買えないかもしれない。そうだとしたら、ごめんなさいASCIIさん。
kazuyoshikakihara
2007年11月14日 00:05
今日は忘れずに本屋さんに立ち寄った。
そしたら、もう週刊アスキーは次の号になってしまっていた。
残念。そして、ASCIIさん、あらためてごめんなさい。

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