CD-ROMに後から全文検索機能をつける難しさ(3)

HTMLアプリケーションを使ってCD-ROMに全文検索機能を後からつける方法を紹介する。つもりだったが、かつて構築したアプリケーションを見て、言葉で説明するのが意外と難しいことが分かった。サンプルも、今や他の人の著作物となっているので、ここに掲載することもままならない。と、前置きした上で、可能な限りの説明を試みることにする。

まず、HTMLアプリケーションって何? という説明から入ったほうがいいのだろうが、これもなかなか一言で言い表すことができない。
Googleなどで「HTML アプリケーション」を検索してサンプルを探してもらったほうが早いと思う。
とりあえず、HTMLファイルで画面のデザインを作り、拡張子をhtaにしてみたものだと考えればいい。ボタンをクリックした際の動作はJScriptやVBScriptで記述する。
HTMLアプリケーションが単なるHTMLファイルと異なるのは、PC上のファイルに自由にアクセスできるところだ。
これで、かなりリッチなGUIアプリケーションを構築することができる。
しかも、この機能、最初からWindowsに搭載されている。
何万円もするVisual StudioやC++ Builderなどを買うまでもなく、またやっかいなVisual Studio Expressをインストールするまでもなく、プログラミングを楽しむことができる。
(実際は資料代が何万円もかかる結果になることが多いので、単純に費用面で有利とはいいにくかったりする)
また、Ajaxが流行ったおかげで、JScript(javascript)関連のサンプルや資料もかなり容易に手に入るようになった。
プログラムをさっと作ってその場で試せる、かなり便利な機能なのだ。
拙作のNHelperがまさにHTMLアプリケーションなので、興味のある人は参考にしてほしい。
http://www7a.biglobe.ne.jp/~kzworks/wikis_NHelper.html
Namazuの使い方に関しても、このアプリケーションがサンプルになるはずだ。

で、CD-ROMに格納されているHTMLが、正確であり、同一のCSSを使用している場合
・HTMLアプリケーションを起動する
・HTMLアプリケーションで、まずテキストデータとしてHTMLファイルを読む(表示させない)
・読んだHTMLファイルを解析し、bodyの中身をそっくり取り出す
・すべてのhrefをOnClickのイベントに置き換え、JScriptのfunctionでクリック先のHTMLをこの手順と同様に読み込むようにプログラムする
・既存のHTMLアプリケーションのbodyを、このbodyで置き換える(ここでHTMLが表示される)
という作業をすることにより、あたかも、専用ブラウザであるかのように動作させることができるのだ。

専用アプリケーションを作るのと、結果は同じになるのだが、
・開発用ソフトを買う必要がない
・HTMLの延長上でプログラムを設計できる(WEBデザイナーさんを流用できる)
・簡単に修正・テストできる
という点で、開発コストが少なく、迅速に動くアプリケーションを作ることができるというメリットがある。

HTMLが複雑でない場合は、これで、かなり体裁のよいアプリケーションが出来上がる。

また、折があれば公開できるようなサンプルを作ってみたいと思うが、それがいつになるかは、今は約束できない。

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