東京国際ブックフェア 見聞録

お仕事の関係で、ビッグサイトで開催中の国際ブックフェア、見学に行ってきました。

今日は業者デーということで、一般のお客さんは入れません。
展示の内容は、ブースによりけりで、取引先を求める編集プロダクションさんだとか、版権売買をしたい出版社さん、即売会に注力している出版社さん、ここぞとばかりにIT商品を売り込みたいベンダーさんなどなどが、ある程度エリア分けされてはいるものの、基本的にそれぞれが好きな方針で好きなものを展示していました。

私の興味といえば、やはり電子出版の分野になります。
そもそも電子化してしまうところに「出版」という概念が残りうるのかどうかはなはだ疑問ではありますが、当面の間は、書籍のアナロジーという形で商売していかないと、お客様もついてこれないのでしょう。
で、何か特に面白い展示があったかというと、正直、その場でピンとくるようなものは見つからず、まあ、大勢はこんなものかと大体の感触をつかんだにすぎませんでした。
特筆すべきはGoogleの人気くらいでしょうか。そのブースだけ、妙にたくさんの人が集まって説明に聞き入っていました(そのすべてが何らかの業者さんです)。

で、ここから問題点の指摘です。

IT関係でも言えることなのですが、小さいブースが大量に並ぶ形態の展示会だと、見学者は何を見ていいのかわからず、大変なのです。主催者さん、なんとかしてください。お願いします。

また、せっかくこうやって、ブックフェアを見てきたよということで、ブログにエントリを建ててみても、フェア自体は4日間ほどで終わってしまうのです。好意的なコメントを書いたとしても、それがブログ検索なりでひっかかり、多くの人の目に触れるようになるころには、フェアが終わってしまっているのです。
これも主催者さんに何らかの企画力を期待したい部分です。旧態依然として、短期集中の展示会では、どんどん先細りですよ。いや、実際、展示会場を見てそう思いました。

そういえば、過日、知人の誘いでお芝居を見に行ったことがありました。
お芝居自体はそこそこ面白いもので、誘ってくれた知人には心より感謝しております。
しかし、「お芝居」というのも旧態依然というか仕方なしというか、短期集中公演が当たり前の世界なのです。
同じお芝居を見た人の感想がブログなどにアップされる頃には肝心の演目が終わってしまっているのです。

娯楽に飢えた人々が展示会なりお芝居を見に行くという時代ではないです。
オーディエンスの目なり耳なりは相当に肥えている時代です。

...もそっとがんばってください。主催者さん。
私も色んな意味でがんばりますから。

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