民芸的プログラミング 〜ソフトウェア開発日記〜

アクセスカウンタ

zoom RSS コンパイラの奥は深い

<<   作成日時 : 2009/10/25 23:31   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

1ヶ月以上かけてこの本を読み終えた。

ふつうのコンパイラをつくろう 言語処理系をつくりながら学ぶコンパイルと実行環境の仕組み
ソフトバンククリエイティブ
青木 峰郎

ユーザレビュー:
思ったほど、、「ふつ ...
ふつうのプログラマに ...
史上最強のコンパイラ ...

Amazonアソシエイト by ウェブリブログ


目次をざっと眺めたところ、字句解析から最適化まで含めて、コンパイラの色々が学べそうだったので買ってみた。
結構分厚い本なので持ち運びが大変で、なかなか気楽に会社の行き帰りに読むということもできず、おかげで読み終えるのにものすごく時間がかかった。

C♭という、仮想の言語のコンパイラのコードを読みながら、順序だててその機能やプログラミングの意図を解説していくという構成。
C♭は、C言語ベースで、コンパイラの解説がしやすいように、プリプロセッサの機能を省略したような文法を持つ言語だ。もしかしたらそこそこ実用的な言語かも知れない。
ただし、C♭のコンパイラは JAVA で書かれるので、JAVA と C 言語の知識を両方持っていないと、理解は厳しい。

で、個人的には...実のところ半分も理解できたとは言いがたい。
とにかくコンパイルは奥が深いということだけがよく分かった。
コンパイルの理屈に関する部分はとにかく本書を読めばよく分かる。

だが、実際のコンパイラのコードの説明については、これだけ分厚い本でもまだまだ解説が足りているとは言えない。
字句解析についても、抽象構文木の生成についても、最適化についても、それがどんな感じのものなのかはつかめるのだが、実際にプログラムするとなると、この一冊ではまだまだ足りない。特に具体例が足りない。章ごとに別の参考書を1冊ずつ買ってこなくてはいけないかも知れない。

あと、なぜか生成するバイナリが Linux 用というのもちょっとだけ残念。「ふつうのコンパイラ」と称するなら、Windows 用のバイナリを生成、というか、解説してもらいたかった。

いや、本当に分厚い本で、内容も盛りだくさんなのだが、それでもまだ内容に不足感があるなんて。
とにかくコンパイラは奥が深いのだ。
その、コンパイラ道を究めるための、地図代わりに、この一冊はかなり強力かも知れない。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
コンパイラの奥は深い 民芸的プログラミング 〜ソフトウェア開発日記〜/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる