民芸的プログラミング 〜ソフトウェア開発日記〜

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help リーダーに追加 RSS 天王寺動物園を見てきた

<<   作成日時 : 2008/12/29 00:51   >>

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日本で3番目に古い動物園、大阪の天王寺動物園を見てきた。
ちなみに一番古いのは上野動物園、2番目はどこ? 京都か名古屋だとは思うが。

JR天王寺駅から動物園に向かおうとしたが入口が分からず、難儀した。結局、天王寺公園を突き抜けて動物園へ行くことにした。のだが、動物園の入口は、駅からみて、天王寺公園を突き抜けた反対側、一番遠いところにあったのが何とも納得がいかない。
動物園に入ったのが午後2時を過ぎていたので、とても全部を見て回ることができず、少し残念だった。ここの動物を全部見て回るには、午後1時くらいには入場していないと辛いかもしれない。

天王寺動物園の現状を一言で言い表すと「昔ながらの動物園に、部分的に最新の環境エンリッチメントを取り入れている」とでもなるだろうか。
入園ゲートをくぐったあたりは昔ながらの動物園に見えるのだが、ゾウのいるエリアや、サバンナエリアなどは今風の行動展示用の施設が充実している。時間帯さえ合わせていけば、動き回る動物たちをいかにもその動物たちらしい姿で見ることができるはずだ。

今日はたまたま、カバのおやつタイムに間に合った。
まず「本来カバは水中でエサは食べないのですが」と飼育員さんの説明があった。
で、カバの水槽の一番観客よりのところで、おやつの投げ落としを始める。
そのあたり、カバも学習しているらしく、水槽の一番手前までやってきて伸び上がり、口を開けておやつの投げ落としを督促しているかのよう。
カバは自然と、観客からお腹や口の開け方、耳目鼻の付き方などが観察しやすいポーズをとってくれるというわけだ。観客の目の前で。
いや、実際はすごい迫力で、観察というよりただただ大きさに圧倒されていたばかりなのだが。
これでもしも何かの拍子にガラスが外れたりしたら、観客の何人かは間違いなく押しつぶされてしまう。

その後、さらにキリンのスポットガイドを聞いたのだが、土地柄、飼育員さんが関西弁でしゃべっているのが、妙に親しみがあってよかった。ここの動物園の動物は、もしも口をきくとしたら関西弁になるのだろうか?
やけにキリンが可愛く見えた。

順路を辿って、ライオン、シマウマ、コアラなどを一通り見物した後、ゾウ舎へ。
ここも例に漏れず、高齢のメス象が2頭いるだけという展示構成。
環境エンリッチメントの一環で、池などがある運動場で、象が2頭、暇そうにぶらぶらしていた。
ここもあと何年かすると象のいない動物園になってしまうのではないかと、ふと不安を覚えたりする。
ところどころに設置された解説板にはやはり、アジアゾウが絶滅の危機に瀕していると書かれていた。

ワシントン条約でゾウの輸入は大きく制限されているのだが、繁殖の期待のなくなった高齢のゾウならば、目的によっては輸入できるようにしてもいいのではないかとふと思ったりもした(現在、繁殖目的でしかアジアゾウの輸入はできない)。
天王寺動物園の春子(メス、60歳)は加齢のため右目が見えなくなっていた。井の頭のはな子も歯が抜けてしまっている。こういう、ちょっと野生では生きにくいけれども、動物園でなら生きていける状態のゾウなら、自然のまま死なせるよりも、人間で言う老人ホームみたいな位置づけで、ある程度施設の整ったところへ引き取るという形で輸入してもいいのではないだろうか。
ゾウの現物を見せたほうが、「絶滅の危機」を訴えやすいはずなのだし。

というようなことを考えさせられる一日だった。
環境エンリッチメントという部分では、上野動物園よりも先を行っているように見える天王寺動物園だった。

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