民芸的プログラミング 〜ソフトウェア開発日記〜

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zoom RSS 「人手不足」という言葉と「有効需要」という言葉

<<   作成日時 : 2008/08/06 22:53   >>

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学生時代、経済学の授業で真っ先に習った言葉が「有効需要」という言葉だった。ミクロ経済学でおなじみの需要曲線、供給曲線を学ぶ直前だった。単に家が欲しい、車が欲しいというのでは、「有効需要」とは言わない。それは単なる願望だ。家なり車なりを購入するだけのお金がある(購買力の裏づけがある)という前提があって初めて、「有効需要」という言葉が使われるのだ。このような懐かしい言葉をふと思い出したのにはわけがある。
先日書いた記事で「社内システムの信頼性」の話を扱った。テスト不十分な社内システムが世の中、たくさん稼動しているよという話だった。おそらくそのような会社では、合理化がものすごく進んでいて、人事部などの間接部門はかつかつの人数で動かしているのだろう。システム部門もかつかつで社内システムを構築、運用しているのだろう。このような状態で、「社内システム」が原因で事故が起こった場合、会社はどのような言い訳をするのだろうかとふと考えた。おそらくは「社内システムの構築・運用に必要な人手が不足していた」などと答えるのではないだろうか。
この場合の「人手不足」というのは、先ほどの「有効需要」という言葉の話をふまえて類推すると、人手を増やす予算の裏づけのない用法であって、経済学的に人手が不足しているのではなく、あくまで「人がもっといるといいな」という願望を表しているに過ぎないのではないかと思うのだ。
たまに新聞記事などに載っている「IT業界の人手不足」という用法、これも願望を表現しているに過ぎず、実際にはIT要員を雇用するだけの経済力の裏づけは無いに違いないだろうと思うのだ。

だって、本当に人手不足なら、もっと簡単に給料のいい仕事が見つかるはずだから...IT業界に転職するつもりはないけれど。

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