民芸的プログラミング 〜ソフトウェア開発日記〜

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zoom RSS SQLiteの面白さ(2)

<<   作成日時 : 2008/04/27 23:29   >>

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私のミッションその1は、Accessしか使ったことのない人に、Access単体で使い続けることのメリット・デメリットを説明することだ。Accessのメリットは何といっても秀逸なGUIが利用可能なことだろう。レポート機能も普通の業務では申し分ない。VBAが使えれば、優れたユーザーインターフェースを短時間に構築することができる。
デメリットはといえば、安直な設計のデータベースが社内に氾濫してしまうというのがやはり一番だろうか。大量のデータを扱える代わりに変な制約のついたExcelだという位置づけでAccessを使っている人が私のまわりにはたくさんいる。なぜAccessを使うのかと問えば、「きれいにラベルが印刷できるから」などと返事をされてがっかりすることがある。件数によってはWordの手差し印刷で十分なはずなのに。
もう少し上級のユーザーになってくると、Accessのファイルを共有ドライブに入れておくと、同時に何人かでデータ更新ができるからという、うれしい理由を言ってくれることもある(ただし、AccessはどういうわけかDBのサイズが大きくなると、ファイル共有ではテーブルが壊れることがあるので要注意)。
しかし、そのレベルのユーザーになると、今度はAccessのビジュアル機能で悪乗りして、とんでもなく複雑なクエリーを作ってしまってくれたりする。手当たり次第にテーブルを組み合わせており、Accessのクエリービルダの画面がくもの巣のようになっていて、見ていて蕁麻疹が出そうなくらいだ。そのような複雑なクエリーを苦もなく処理してしまう今時のパソコンの性能にも驚かされるのだが、これは動けばいいという問題ではない。後日のメンテナンスの問題が出てきてしまう。おそらく、本人も、半年経ってしまえばそのクエリーをメンテナンスできないのではないだろうか。
要は、裏でSQLが走っているということを知らないのだ。
SQLを知らずにRDBMSを操作できるというのは、素晴らしいといえば素晴らしいのだが、業務上は凶器になりかねない。Accessを上手に使いこなすには、どうしてもSQLの知識が必要になる。
日頃からAccessに慣れてしまっていると、どうしてもAccessのビジュアル面に目が行ってしまい、どこまでがSQLの機能か分からなくなってしまうので、とりあえず、Accessを離れて、SQLというものを説明する必要が出てくる。そこで手ごろな教材としてSQLiteが使えるわけだ。

AccessのGUIフロントエンドとしての機能と、データベースエンジンとしての機能を分けて考えることをまず覚えてもらい、続いて、データベースエンジンの部分をネットワーク越しに安心して使えるもの、例えばMySQLなどに切り替えるところまで持っていければ、私の一連のミッションが完成ということになる。

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