民芸的プログラミング 〜ソフトウェア開発日記〜

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zoom RSS lzhの市民権

<<   作成日時 : 2008/04/03 07:22   >>

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こういうブログを読んでいる人にとってはあまり縁のない世界かも知れないけれど、世の中には、それほどパソコンが得意でない人(主に女性)がひたすら事務処理をしている職場というものがある。私の勤め先にもそういう職場があって、事務員さんたちがお客様からの受注FAXをひたすらパソコンに入力していたりする。
最近はやはり世の中の流れというか、法人のお客様からの大量注文の場合などに、データ形式で注文が届くケースも増えている。いきなりメールで注文データを送りつけてくるというのもどうかと思うが、まあ、それは先方の都合もあるのだろうからとりあえずおいておくことにして、昨日、少し困ったのがlzh形式の圧縮ファイルだった。
「お客さんから開けないファイルが送られてきた」と言って、ちょっとした騒ぎになってしまったのだ。色々な事故で開けないファイルが届くことは、時にはあることなのだが、事務職場というのは効率最優先のため、そういうイレギュラー処理は必ずといっていいほど、人を巻き込む騒ぎになってしまう。
もちろん、以前からパソコンを使ってきている人にとっては、lzh形式の圧縮ファイルというのは馴染みのあるもので、未だに熱狂的なファンが多いということも、私は理解しているつもりだ。が、今や、lzhが圧縮ファイルであるということを知らないユーザーも増えつつある。職場でも、研修でいちいち「lzhは圧縮ファイルです。こういうソフトを使って展開します」というようなことを教えたりはしない。lzhを扱うためのソフトを必ずインストールしてあるとも限らない(インストールするソフトを少なくするのはセキュリティ保持の基本だから)。これを会社間の事務的なやりとりで、しかも事前のネゴなしにいきなり送りつけてくるというのは、相手がお客様だといっても、どういう考えなのか、疑問を感じる。
お客様の側で、たまたま導入した圧縮ソフトがlzh形式を標準とするものであって、やはりパソコンの得意でない事務員さんが、上司に言われたとおりにひたすら圧縮しているだけなのか、それとも、意地でlzhを使おうという信念があってのことなのか。
ただ、結果としては、こちらの職場で、「lzhは怖い拡張子」という誤解が広まるだけなので、あまり好ましい事態とはいえない。
ちなみに、zip形式だと、Windows XPの標準機能で扱えるため、事務員さんのほとんどが、圧縮ファイルだということに気付かずに通常業務の流れで処理してしまっているようだ。どうのこうのいって、Microsoft Windowsの影響力は大きい。

付記
1. 正規のWindows XPのユーザーならば、アドインを追加する形でlzhファイルをzipと同様に圧縮フォルダとして扱えるようになるということは分かっているのだが、世の中「アドインを追加する」ことすら分からないユーザーが多いのだから、根本的な解決にはならない。
2. 最近、事前のネゴなしで突然送られてくるファイルで増えているのは、日立ソフトの秘文で暗号化されたもの。自己展開形式なのだが、それだとお客様のファイアーウォールを通過できないので、拡張子がexe以外のものに書き換えられていたりしてやっかいだ。

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